南アフリカの陸上競技選手であるキャスター・セメンヤ選手。
「両性具有」「男でも女でもない」と言われるセメンヤ選手は、
戸籍上は女性であるものの、子宮と卵巣を持たず、体内に精巣を持っているという特殊な身体です。
そんなセメンヤ選手の結婚や子供について調査していきます!
キャスター・セメンヤのプロフィール

名前 | Caster Semenya(キャスター・セメンヤ) |
国籍 | 南アフリカ共和国 |
生年月日 | 1991年1月7日 |
年齢 | 32歳(2023年現在) |
身長 / 体重 | 178cm / 70kg |
陸上競技種目 | 女子中距離 |
- 2009年ベルリン世界陸上
- 2011年大邱世界陸上
- 2012年ロンドンオリンピック
- 2016年リオデジャネイロオリンピック
- 2017年ロンドン世界陸上
で金メダルを獲得しています。
現在は南アフリカリーグで女子サッカーのサッカー選手として活躍しています。
下半身の見た目が女性で生まれたため、戸籍上は「女性」のセメンヤ選手ですが、
幼い頃から男性のようなルックスで、性別を疑われることがあったそう。
医学的検査をしたところ、
- 子宮と卵巣が無く、体内に精巣がある
- 通常の女性の3倍以上のテストステロン(男性ホルモンの一種)を分泌している
ということがわかり、『性分化疾患』が判明したと報じられました。
『性分化疾患』とは以下のような疾患です。
性分化のステップ(性染色体に基づき精巣や卵巣が発育し、男女それぞれに特徴的な内性器(体の中の性器)や外性器(体の外側の性器)が造られる過程)
の何らかにトラブルが生じ、性染色体、性腺、内性器、外性器が非典型的である生まれつきの状態に使われる用語で、多くの疾患(体質)を含む総称
引用:http://jspe.umin.jp/public/seibunka.html
キャスター・セメンヤの結婚相手

セメンヤ選手は2016年1月に、女性と”同性結婚”しています。
結婚相手は、同じ陸上選手で長年の恋人であったバイオレット・ラセボヤさんです。
南アフリカの慣習にならって、
「セメンヤ家がバイオレット家へ、2万5千ランド(約25万円)を払って婚約を結んだ」という話ですが、
通常は、男の人が女の人の両親にお金を払うそうです。
ということは、、、セメンヤ選手は自分の性を”男性”と認識しているのでしょうか?
戸籍上は女性で、セメンヤ選手本人も「私は女性である」と主張し、女子の陸上競技への出場権利を訴えているのが複雑ですよね。
キャスター・セメンヤの子供

『性分化疾患』であるセメンヤ選手と、戸籍上同性婚であるお二人の間に子供は作れるのでしょうか?
調べてみたところ、こんなツイートを見つけました。

セメンヤ選手と結婚相手のバイオレット・ラセボヤさんの間には、人工授精で授かった子供が生まれているという内容です!
そこで、セメンヤ選手のInstagramを見てみたら、2人の子供に恵まれていたことがわかりました!

下半身の見た目が女性だったために、女性として育てたれたセメンヤ選手ですが、
身体の中には子宮も卵巣もなく、精巣があるということなので
結婚相手の女性・バイオレット・ラセボヤさんと人工授精ができたんですね。
まとめ
女子競技への出場で色々と意見が交わされているセメンヤ選手の結婚相手や子供について調べてみたところ、
- 2016年に女性と”同性婚”している
- 戸籍上は女性だが体内に精巣があるため、結婚相手の女性との間に人工授精で子供を2人儲けている
ということがわかりました。
最後までお読みいただきありがとうございました。