絵本作家として活躍する五味太郎さん。
今までに450冊以上の絵本を手掛けており、「きんぎょがにげた」や「たべたのだあれ」など有名な絵本を生みだしています。
五味太郎さんの絵本の数多くは、世界中で翻訳出版されているそうです。
そこでこの記事では、五味太郎さんの経歴やご家族について調査してまとめていきます。
五味太郎のwikiプロフィール

五味太郎さんのプロフィールは以下の通りです。
名前 | 五味太郎(ごみたろう) |
職業 | 絵本作家 |
生年月日 | 1945年8月20日 |
年齢 | 78歳(2023年11月現在) |
出身地 | 東京都調布市 |
学歴 | 桑沢デザイン研究所ID科 |
若い頃は広告の仕事をしていたという五味太郎さんですが、クライアントにクレームつけられたり、いろいろあって悩んでいたそう。
仕事する上で『世の中の情報が早めにわかるのは面白いけれど、クライアントありきの仕事への違和感はあった』とのこと。
仕事が思うように行かなかった時、ふと、「絵本っていいなぁ」と思い作り始めたといいます。
『そんなに甘くはないよね、そううまくはいかないよね』と期待せずにいたところ、
気がついたら賞がもらえた、重版が決まったなどと、トントン拍子にうまく事が進んだそうです。
そんな五味太郎さんにとって「絵本をつくる」ということが、“暮らし”であり、
ただただ得意であったこの仕事に出会えて楽しいと、インタビューで語っています。
また、絵本作家として知られている五味太郎さんですが、
- エッセイスト
- 作詞家
としての顔も持っています。
元気の出るユニークな子供論を語った「大人問題」というエッセイや、
「かんづめあけたら」「ぼくのミックスジュース」といった童謡の作詞をされています。
五味太郎「絵本作家」としての華々しい経歴

五味太郎さんの経歴は以下の通りです。
1973年(当時28歳)の時に、「みち」という絵本で作家デビューします。
デビューから5年後の1978年(当時33歳)には、「たべたのだあれ」という絵本で第25回サンケイ児童出版文化賞を受賞しました。

- 1978年『たべたの だあれ』で第25回サンケイ児童出版文化賞
- 1981年『仔牛の春』でボローニャ国際絵本原画展賞
- 2000年『ときどきの少年』で第22回路傍の石文学賞
- 2019年『つくえはつくえ』で第50回講談社絵本賞
中高一貫校の私立男子校である桐朋高等学校を卒業した五味太郎さんでしたが、
希望していた東京芸術大学に進学することは叶いませんでした。
そこで、進んだのは「桑沢デザイン研究所ID科」で、デザイナーとしての経験を積みました。
最近では、2019年(当時74歳)に「仔牛の春」でボローニャ国際絵本原画展賞を受賞しました。
五味太郎の両親(父親・母親)

五味太郎さんの父親は、英文学が専門の法政大学教授だったそうです。
元文学少女だった母親は十歳下と年が離れていました。
五味太郎さんは父親が33歳、母親が23歳ごろの、1945年(昭和20年)終戦の五日後に生まれた子でした。
3歳上には姉がいたそうです。
父親は”子どもを対等な人間として見る人だった”とのことで、家の中は「お前のことはお前の問題」という空気で満ちていたといいます。
五味太郎は結婚している?現在のパートナーは?

五味太郎さんは21歳で「この人」という女性と出会い、結婚しており、
そしてその後、「いろいろあって家族解体」したと言います。
奥さんは麻布でパブレストランを経営されていたようで、経営者や料理人としての腕を持っていたんですね。
1993年には、編集者の「陽子さん」が新しいパートナーに。
都内で別々のマンションに住んでいたそうですが、仲が悪いというわけではなく、
現在も「陽子さん」とはパートナーとして過ごしているようですね。
五味太郎の子供(娘・息子)は3人!

五味太郎さんの息子と家族構成について調査してみました。
21歳で結婚された女性との間に、年子で二人の女の子を授かっています。
長女は高校二年から建築を学ぶためイギリスへ。結婚して現在もロンドンで暮らしているそうです。
次女は、ほとんど学校へは行かずに早くに家を出て、子ども2人のママだそう。
2人の娘たちとは家族解体後も連絡を取り合っており、仲は悪くなかったみたいです。
五味太郎さんには最初の奥さんとの間に出来た二人の子供(娘)の他に、
現在もパートナーである陽子さんとの間に息子が1人生まれています。
五味太郎さんとは、都内にある別々のマンションに住んでいるそうですが、
度々一緒に食事に行ったりしているそうですよ。
五味太郎さんの子供たちは、五味さんのことを『太郎』と呼び捨てで呼ぶのだそうです。
これは五味太郎さんが、
家族は「親子関係」ではなく「友達関係」だと捉えているから
だそうですよ。
五味さんのお父様の「子どもを対等な人間として見る」という考え方が受け継がれているんですね。
五味太郎wiki経歴プロフィールまとめ
五味太郎さんのプロフィールについて調査してまとめてみましたがいかがだったでしょうか?
元々働いていた広告の仕事がうまくいかず、辿り着いた絵本作家という仕事が天職だったんですね。
たくさんの有名な著書と、受賞作があることがわかりました。
最後までお読みいただきありがとうございました。